常に勉強の必要性がある外資系ITコンサル

外資系ITコンサルの業務内容は、クライアントのシステムにおける問題点や課題を見つけ出して解決策を提案することです。
また、クライアントの経営課題や業務課題に対して、どのようなシステムを導入すれば良いのかを提案する業務も行います。
国内企業と比べると、仕事はハードになる反面、高い収入が得られることが特徴です。
その扱う範囲は広く、インフラからシステムと様々な知識を求められることにより、高いIT技術も必要となります。

また課題発見と解決、及び適切な機材等の選定を行う技術力も求められます。
さらにそのシステムを導入することにより、経営上どのような効果をもたらすのかも見据える経営視点も必要です。
収入は多いとはいえ、大抵は数年のキャリアを積んでから事業会社へ転職するケースか多く見られます。
外資系ITコンサルとして長く続かない理由として、外資系企業は多くが吸収合併を繰り返すので、コンサルタントとしての職務が長く保証されないことも挙げられます。

またIT業界では、転職するならば早い時期でなければ市場価値が落ちるという事情もあります。
ただし、コンサルタントとしての仕事を続ける人も多く、外資系ITコンサルでスキルを高めて他業種でのコンサルティング会社へ移る人もいます。
外資系でのITコンサルの仕事は多くの経験を積むことができる点で人気があると言えます。
もちろんベースは英語なので、日常会話には困らない程度の語学力が問われます。